NHK交響楽団トランペット奏者 山本英司氏による公開講座&ミニコンサートを開催

音楽学科では例年、学外よりトップクラスの演奏家を招き、公開講座&ミニコンサートを開催しています。今年度は7月5日(水)にNHK交響楽団トランペット奏者の山本英司氏を講師として招聘しました。
今回レッスンを受講したのは、トランペットソロレッスン生として髙田翔子さん(管弦打楽器演奏家課程2年)と山元晃樹さん(同)、そして金管五重奏メンバーとして山元晃樹さん(同)、鈴木大翔さん(同4年・トランペット)、吉川虹二さん(同3年・ホルン)、田中友也さん(同4年・テューバ)、岡留拓斗さん(同4年、トロンボーン)の計6名。
まずは山本氏による演奏で、E. イウェイゼン《トランペットソナタ》第2楽章とJ. F. パーク《マジック・トランペット》が披露されました。様々な音色を巧みに操る演奏に、受講生も聴講者も釘付けとなりました。
その後、髙田さんがP. ヒンデミット《トランペットソナタ》第1楽章、山元さんがL. v. ベートーヴェン《レオノーレ3番》、B. バルトーク《管弦楽のための協奏曲》第5楽章、G. ビゼー《カルメン前奏曲》よりそれぞれトランペットパートの重要箇所の抜粋、そして最後に金管五重奏メンバーがV. エヴァルド《金管五重奏曲 第1番》のレッスンを受けました。豊かに響く音を出すための身体の使い方、基礎練習の時から拍節を意識すること、「自分たちの音」の探り方など、興味深く貴重なお話と指導に聴講学生たちも身を乗り出して聞いていました。
レッスンを受講した髙田さんは「自分が気づけていなかった部分を指導していただいた。以前よりも演奏する際に意識することが増え、上達に近づいていることを実感できた」、山元さんは「ソロレッスンでは現役のオーケストラ奏者からオーケストラにおける奏法についてより深く学ぶことができ、オーケストラ奏者になりたいという気持ちがさらに強くなった。金管五重奏のレッスンでは音の調和について学び、それをレッスン中に実感することができた」と手応えを語ってくれました。また聴講した福原モネさん(ピアノ演奏家課程2年)も「音が鳴った後の空間の感じ方や、アンサンブルにおいて個々の音色をお互いのサウンドへ和ませる方法とその大切さなど沢山の学びがあった。私の専門のピアノは減衰楽器だが、打鍵後の音の行方に耳を傾け、良い響きを求める奏法を心がけたいと思った」と講習から得た気づきの大きさを語ってくれました。
今回の受講生はその成果を9月16日(土)に本学のミニコンサートホールで開催される「公開講座&マスタークラス受講生による発表会」にて披露することになっています。そこに向けて夏休み中にさらなる研鑽を積まれることを期待します。