卒業生の活躍

谷口まりやさん

2015年度卒業生の谷口まりやさんが、
ドレスデンザクセン州立歌劇場でソロ契約。

音楽学科声楽コースを2016年3月に卒業した谷口まりやさんが、 2019年9月にドレスデンザクセン州立歌劇場ゼンパーオーパーにて若手研究生としてソロ契約を締結。歌手としての活動をスタートさせました。谷口さんは本学のウーヴェ・ハイルマン教授の下で声楽を学び、オーストリアの名門・国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学大学院オペラ科(修士課程)にストレートで合格。2016年秋からアメリカ出身のソプラノ歌手・バーバラ・ボニー氏に師事し、世界的に有名な彼女の下で研鑽を積み、見事今回の契約を勝ち取りました。

松田郁美さん

世界中の人々に日本の音楽を。
修了生の松田郁美さんがトリノで国歌を独唱。

音楽学科の前身「短期大学部音楽科」卒業後、専攻科を修了したシンガーソングライターの松田郁美さんが、イタリア・トリノで開催されたジャパン侍エキスポ「侍う-SABURAU‐ in ITALY」に出演し、「君が代」の独唱の他、自作の約10曲を歌い上げました。イタリア語でのMCも交えながら、西郷隆盛が沖永良部島で残した漢詩「獄中感有り」に作曲した「海の向こう」なども披露。「海外で歌うことは初めての経験だった。ポプラの木が綿毛を飛ばす幻想的な世界で、日本の古典をテーマとした曲を、日本を代表して歌えた嬉しさは大きかった」と出演を振り返りました。

中村佳奈子さん

修了生の中村佳奈子さんが、ドイツの歌劇場と専属契約。

音楽学科の前身「短期大学部音楽科」最後の卒業生で、本学大学院で2016年3月に修士号を取得した中村佳奈子さんが、留学先のドイツで、オスナブリュック市立歌劇場の合唱団員として専属契約を結びました。これまで日本人が採用された実績はほとんどなかった狭き門。ドイツへの語学留学中にフィオンヌアラ・マッカーシー氏にレッスンを受け、同氏の在籍する音楽の名門「ドイツ州立ロストック音楽演劇大学」の大学院オペラ科に2017年4月に入学。同歌劇場の5回にも及ぶオーディションを見事に勝ち抜きました。