受賞者の声

2025年度

佐藤充希さん

「日本ギターコンクール」で佐藤充希さん(音楽学科4年)が銅賞受賞

「第52回 日本ギターコンクール」(主催:日本ギター連盟 近畿・関西支部)が8月23・24日、ザ・フェニックスホール(大阪府)で開催され、音楽学科4年の佐藤充希さん(ギター)が大学生部門で銅賞を受賞しました。J. S. バッハ《チェロ組曲 第1番》より〈プレリュード〉とJ. K. メルツ《吟遊詩人の調べ》より〈タランテラ〉を演奏し、第三席にあたる銅賞を獲得。繊細さと強靭さを併せ持つ豊かな表現が高く評価されました。

佐藤さんは「音の響きがとても良いホールで、楽しみながら演奏することができた。コンクールでの受賞は初めてのことで、たいへん嬉しい。ここまで導いてくださった先生方、また、応援してくれた家族への感謝の気持ちを忘れずに、今後も精進していきたい」と力強く話してくれました。

指導にあたっている濱田貴志先生(ギター)は「アウェーの地での入賞に対し、何より本人の能力、努力を讃えたい。そして、本学音楽学科で『クラシック』を学びつつも、学内バンドサークルに入り、対極の『ハードロック』をプレイする点が、彼の成長には相乗効果としてプラスに働いた。今秋には鹿児島交響楽団の定演で、レスピーギ作曲《ローマの祭》にマンドリンで出演することもあり、今後、クラシックギターは勿論、エレクトリックギター、マンドリンの三刀流の活躍に期待したい」とさらなる成長を願っていました。

2025.10

2024年度

早坂卓さん

「イヴラ・グランド・アワード・ジャパン・コンクール(声楽部門)」で早坂卓さんが第一位

世界的なクラシックギタリストである故・渡辺綾子さんの遺贈寄付を活用した音楽コンクール「第4回イヴラ・グランド・アワード・ジャパン」(一般財団法人アース エイド ジャパン)の審査結果がこのほど発表され、本学卒業生の早坂卓さん(バリトン)が声楽部門の第一位に輝き、副賞としてニューヨーク・カーネギーホールでの公演が決定しました。早坂さんは本学音楽学科声楽コースを卒業後、オーストリアへ留学。現在はグラーツ国立音楽大学大学院オペラ科(修士課程)でU・ベストライン氏に師事し、さらなる研鑽に努めています。
早坂さんは本選でブラームス作曲〈ああ、視線を向けて〉とモーツァルト作曲 オペラ《フィガロの結婚》より〈私がため息をついている間に〉を歌唱。色彩豊かな表現と確かな音楽解釈が高く評価されて声楽部門第一位を獲得しました。部門代表としてグランプリ進出も果たし、レーヴェ作曲 〈オーディン海の騎行〉とモーツァルト作曲 オペラ《コジ・ファン・トゥッテ》より〈彼をふりかえりなさい〉を披露しました。
早坂さんは「オーストリアへ留学して、充実した学びの環境の中で多くの舞台を経験した。それが今回のコンクールで結果につながり大変嬉しい。ヨーロッパの舞台で歌う歌手になるため、挑戦を続けていきたい」とこれからの抱負を語ってくれました。
学生時代に音楽理論や楽曲研究などを指導した久保禎教授(作曲・理論)は「主催のアース エイド ジャパンは2005年にデヴィ・スカルノ女史によって設立されたもので、自然、難民、被災者、芸術家、恵まれない人々などの支援を目的とした団体。将来性のある優秀な音楽家を発掘・表彰してきた同コンクールで評価されたことは今後の大きな励みになったはず。さらなる高みを目指して、誠実かつ果敢に取り組んでほしい」と一層の活躍を期待していました。

2024.10

2023年度

FUKUSHIGE MARIさん

©2022「月の満ち欠け」製作委員会

FUKUSHIGE MARIさん 「日本アカデミー賞」優秀音楽賞受賞!

「第46回 日本アカデミー賞」(主催:日本アカデミー賞協会)の授賞式が3月10日、グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで開催され、映画『月の満ち欠け』(監督:廣木隆一/松竹)の音楽を担当したFUKUSHIGE MARIさんが優秀音楽賞を受賞しました。FUKUSHIGEさんは、旧・短期大学部音楽科作曲コース(現・国際文化学部音楽学科作曲コース)の卒業生。バンド「ゲスの極み乙女。」では「ちゃんMARI」としてキーボード/シンセサイザー/アレンジを担当し、ソロ活動も精力的に展開しています。

原作は2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午の同名小説で、監督:廣木隆一、脚本:橋本裕志。主演はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝を演じた大泉洋で、有村架純、柴咲コウ、目黒蓮、田中圭、伊藤沙莉らが出演しました。今回が初めての映画劇伴音楽でしたが、その繊細な音楽性と多彩な表現力が高く評価されました。なお、最優秀音楽賞は「すずめの戸締り」のRADWIMPS/陣内一馬が受賞しました。

FUKUSHIGEさんは「まさか頂ける賞とは思っておらず、私自身すごく驚いている。鹿児島の人たちを含め、いろんな方々が喜んでくださっているのを聞いて、こちらも嬉しさが込み上げてきた」と喜びを語ってくれました。指導教官だった久保禎教授(作曲・音楽理論)は「しなやかで自在な音楽創りが映像とマッチしていて、いつまでも心に響いてきた。さらに自分ならではの表現世界を目指して、元気に取り組んでほしい」とエールを贈りました。

2023年3月

岡友一さん

岡友一さんが「鹿児島新人演奏会」で県知事賞受賞

 「第37回鹿児島新人演奏会」が3月28日(土)、宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、岡友一さん(岡山県立倉敷青陵高等学校/鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科出身)が最高賞の鹿児島県知事賞を受賞しました。この演奏会は今春、大学、短期大学、大学院等を卒業・修了した者の中から選ばれた若い音楽家たちによるもので、これまでの研鑽の成果を披露するものです。本学大学院国際文化研究科博士前期課程を修了した岡さんはカウンターテナーで登壇し、たぐいまれな技巧と豊かな表現力が高い評価を得ました。

 岡さんは「大学・大学院での学びの成果が評価されて、大変うれしく思う。今後も表現力などさらに磨きをかけるとともに、目標の一つであるヨーロッパへの留学に向けて語学などにも取り組んでいきたい」と抱負を語ってくれました。

2021.04

中薗舞さん・中尾瑞希さん

南日本音楽コンクールで
中薗舞さん(音楽学科2年/フルート)優秀賞受賞
中尾瑞希さん(同4年/ホルン)ら在学生7名、卒業生2名が入選

 第69回南日本音楽コンクール(主催:南日本新聞社)の本選が11月6~8日に川商ホール(鹿児島市民文化ホール)で開催され、音楽学科2年の中薗舞さんが木管部門で優秀賞に輝きました。また、中尾瑞希さんが4年連続入選を果たすなど在学生7名と卒業生の阿多口拓也さん(サクソフォン)、池田悠乃さん(ピアノ)も入選となりました。

 優秀賞の中薗さんは「いつも熱心にご指導くださる先生方、全力でサポートしてくれる家族や友人に喜んでもらえてとても嬉しかった。グランプリ選考会(12月6日<日>、同ホール)では感謝の気持ちを忘れずに演奏したい」と抱負を語りました。また、中尾さんは「大学4年間、演奏の幅を広げるために挑戦し続けてきた。これからも、支えてくださる方々への感謝の想いを大切にしながら、自分らしくホルンを演奏していきたい」と話してくれました。

2020.11
※学年は当時のもの

田代衣音さん
田代衣音さん

田代衣音さん(クラリネット)、県文化振興財団理事長賞受賞

田代衣音さん   
 (松陽高校出身/音楽学科4年 クラリネット)

「第35回 鹿児島新人演奏会」に音楽学科卒業生5名が出演

「第35回 鹿児島新人演奏会」が3月24日(日)に宝山ホールで開催され、音楽学科器楽コース管弦打楽器演奏家課程を卒業した田代衣音さん(クラリネット)が鹿児島県文化振興財団理事長賞に選ばれました。田代さんは、ルイージ・バッシ作曲「『リゴレット』による演奏会用幻想曲」を堀ノ内菜摘さん(卒業生)のピアノとともに演奏。高度な技巧と豊かな色彩感、ダイナミックな表現力が高く評価されました。「4年間の集大成として今できる全てを出し切れるよう努めました。支えてくださった方々のお陰です」と喜びを語りました。
井手口希歩・菊水紅麦(以上、ピアノ)、大野ゆりあ(作曲)、塗園祐里佳(ユーフォニアム)の皆さんも真摯な取り組みの成果を発揮し、盛んな拍手が贈られました。また、第35回特別記念演奏として中村ますみ教授(福祉社会学部児童学科)が出演し、岡留将隼さんとデュカス作曲「交響詩『魔法使いの弟子』」(ピアノ連弾版)を披露しました。

2019.4
※学年は当時のもの

川上眞子さん
川上眞子さん

音楽学科4年の川上さんが林田賞を受賞

川上眞子さん    
音楽学科4年(器楽コース・ピアノ演奏家課程)

「若き音楽家たちのコンサート」、全演奏者の中から1名

3月9日に日置市伊集院文化会館にて開催された「第22回若き音楽家たちのコンサート」(新芸術家協会主催)にて、ピアノを専攻する音楽学科4年の川上眞子さん(器楽コース・ピアノ演奏家課程)が林田賞を受賞しました。
同コンサートはオーディションを経て選抜されたピアノ、声楽、管打楽器の16名が出演し、川上さんはその中から1名が選出される林田賞を受賞しました。年間を通して練習を重ねてきたショパン作曲『バラード第4番』を演奏し、「オーディションでは審査されているという意識だったが、演奏会当日は聞いていただける人のことを思って音色を奏でることができた。普段どおりの演奏を行うために、本番が近くなるにつれて部分練習ではなく、一曲をとおして練習することを意識した」と振り返りました。
川上さんは「今までやってきたことに対しての自信はあったが、今回の受賞はさらなる自信につながった。学生生活最後となるこの1年間は、限られた時間を大切に使い、支えてくれる先生方や友人、家族に対して感謝の気持ちを忘れずに、これまで築き上げた努力の成果を出していきたい」と今後の目標を語りました。

2019.4
※学年は当時のもの

川添初美さん
川添初美さん

音楽学科3年の川添さんが日本クラシック音コンで第4位

川添初美さん    
音楽学科3年(器楽コース・管弦打楽器演奏家課程)

チューバを専攻する音楽学科3年の川添初美さん(器楽コース・管弦打楽器演奏家課程)が、2018年12月に東京で開催された第28回日本クラシック音楽コンクールのチューバ部門大学の部で、第4位(1位なし)を受賞しました。
川添さんはE.ボザ作曲の『Concertino』を演奏し、「練習のおかげで、楽しく演奏できた。先生方に喜んでもらえてうれしい反面、もう少しミスを減らせたはずと悔しさもある。難しい技巧に挑戦した結果なので、課題として受け止めたい」と話しています。
川添さんはソロとアンサンブルでは全く違う演奏ができるチューバの二面性に魅力を感じているようで、「様々なコンクールで成果を出すことと、チューバだけの演奏会を開くなど、楽器の魅力をもっと多くの方に伝えていきたい」と今後の目標を語りました。

2019.2
※学年は当時のもの

新門 さくらさん

ピアノ演奏家課程2年の新門さん、
国際コンクールグランプリで優勝!

新門 さくらさん
音楽学科 2年(器楽コース・ピアノ演奏家課程/鹿児島純心女子高等学校出身)

音楽学科ピアノ演奏家課程2年の新門さくらさんが、東京で行われた第9回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 全国大会大学A部門で、最高賞の金賞・グランプリで優勝しました。

演奏したのはS.プロコフィエフ作曲のピアノソナタ第1番。審査員からは「大胆で体に響く、個性あふれる演奏だった」と高評価をもらいました。

高校までの実績を評価され、本学にHONORS特待生として入学した新門さんは、「まさかこのハイレベルなコンクールでグランプリを受賞できると思っていなかったので驚いたが、うれしい。大学ではレッスンが多く、思っていた以上に忙しい毎日。様々な作曲家の曲を演奏することで固定観念が崩れ視野が広くなったり、副科のフルートで音色の研究をしたりするなど、音楽について広く深く学んでいることで、演奏表現が豊かになったと実感している」と演奏を振り返りました。

2018.11
※学年は当時のもの

大野ゆりあさん
大野ゆりあさん

「第15回 日韓創作歌曲交流演奏会」で招待初演

大野ゆりあさん    
音楽学科4年(作曲コース)

音楽学科の大野さん、「交流学生」に選出

「第15回 日韓創作歌曲交流演奏会」が10月23日、あいれふホール(福岡市)で開催され、今年度の交流学生に選出された大野ゆりあさん(作曲コース4年、写真中央)の《海原の記憶》(作詞・作曲:大野ゆりあ)が招待作品として初演されました。この演奏会は、日本創作歌曲研究会と韓国創作歌曲会による交流事業で、韓国の作曲家・演奏家・学生10名が来日。作曲家と演奏家の共同による、それぞれの母国語や文化を大切にした美しい作品の創造と理解を目的とする文化交流が続けられています。
1944年10月、鹿児島・坊ノ津沖で息絶えた戦艦大和の史実をモティーフにした同作品は、田北りえさん(ソプラノ)と篠原友里さん(ピアノ)の素晴らしい演奏によって披露され、大きな喝采に包まれました。大野さんは、「お二人の演奏解釈といい、音楽表現といい、本当に言葉では表せないくらいの見事な演奏に、作曲者自らも感動を覚えた」と話しています。また、指導教員の久保禎教授は、「これまでの多彩な音楽経験・表現活動を活かした完成度の高い作品に仕上がっており、深い洞察から生まれる奥行きのある音楽が高い評価を得ていた」と語っていました。

2018.10
※学年は当時のもの

早坂 卓さん
早坂 卓さん

学生音コン北九州本選声楽の部で1位!
大学院進学、ドイツ留学を経て、プロの歌手を目指したい。

早坂 卓さん    
大学院2年(本学音楽学科声楽コース出身・宮城県仙台南高等学校出身)

ドイツ留学で、限界に挑戦したい。

 第71回全日本学生音楽コンクール北九州大会本選が2017年10月20日に北九州市立響ホールで開かれ、声楽部門(大学)で音楽学科4年(受賞当時)の早坂卓さんが1位に輝き、全国大会に出場しました。
大学に入学してから初のコンクール挑戦での快挙。早坂さんは、ヒンデミット作曲の「運命の女神たちへ」とモーツァルト作曲の「『コジ・ファン・トゥッテ』からグリエルモのアリア”彼をふりかえりなさい”」の2曲を演奏。1曲目のリートはインパクトのある曲の特徴を見事に表現し、2曲目は自信たっぷりに歌い上げ、「いい緊張感の中で、レッスンの成果を出せた」と振り返りました。ウーヴェ・ハイルマン教授に指導を受ける早坂さんは、本学オペラシリーズ「ドン・ジョヴァンニ」公演では主役を務めるなど将来の有望株。「大学院修了後はドイツへ留学し、自身の限界まで挑戦したい」と話しています。

2017.10
※学年は当時のもの