県文化振興財団「若葉Festival」に在学生、卒業生、教員が多数出演

鹿児島県文化振興財団主催の「若葉Festival」が6月25日(日)に宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、「若葉の部」に田中友也さん(管弦打楽器演奏家課程4年/テューバ)、橋本嵐さん(同3年/サクソフォン)、山元晃樹さん(同2年/トランペット)が出演しました。また、卒業生の東さくらさん、四本美海さん(以上、ピアノ)、柴立美佐子さん(リコーダー)、松元香奈子さん(フルート)、岡友一さん(カウンターテナー)も演奏し、精進を続ける真摯な姿をみせてくれました。この演奏会は(公財)鹿児島県文化振興財団アーティストバンク登録アーティストとして新たに選抜された演奏家を紹介する企画公演で、オーディションに見事合格した方々が研鑽の成果を披露するものです。「未来の舞台を担う若者がここから羽ばたく」演奏会として県民の皆様に広く親しまれています。既に登録されたアーティストが出演する「青葉の部」には卒業生の井ノ上綾香(ピアノ)、春田友里恵・平田博子(ピアノ・デュオ)、黒木由香(フルート)の皆さんのほか、竹村由加里先生(ユーフォニアム)と吉澤レイモンド武尊先生(サクソフォン)も登壇し、本学の在学生、卒業生、教員が集う演奏会になりました。

山元さんは「大きなステージでソロ演奏をさせて頂き、とても幸せな時間を過ごすことができた。この貴重な経験を生かして、今後もトランペットの魅力を追求していきたい」と抱負を語ってくれました。また、東さんは「社会人となり、音楽と仕事との両立が大変だが、久々の舞台での演奏を終え、音楽が好きなことを改めて実感することができた。これからも演奏会やコンクールなどに積極的に参加し、音楽家としても精進していきたい」と振り返りました。かつて選考委員を務めていた久保禎教授(作曲・音楽理論)は「今年度合格したアーティスト13名のうち8名を本学在学生と卒業生が占めていて、芸術文化振興に大きく貢献している。アウトリーチ活動など地域社会との連携にも積極的に関わることで、自身の表現力をさらに磨いてほしい」と激励しました。