藤田佳奈恵さん(ピアノ)が「ショパンコンクール イン アジア(全国大会)」で銅賞受賞 アジア大会出場

「第24回 ショパンコンクール イン アジア 全国大会<大学生部門>」(主催:同組織委員会)が1月11日と12日に横浜みなとみらいホールで開催され、藤田佳奈恵さん(ピアノ演奏家課程4年)が銅賞を受賞し、アジア大会に出場しました。藤田さんはF.ショパン作曲《練習曲 作品10-11》と同《スケルツォ 第4番 作品54》を演奏。作曲家の意図を踏まえた解釈と難易度の高い技巧、そして色彩豊かな表現が高く評価されました。

藤田さんは「念願のアジア大会の舞台で演奏でき、とても嬉しく思う。ショパンのタッチや音色を研究しながら練習に取り組んだ。ご指導頂いている片野田郁子先生や支えてくれる両親に心から感謝し、これからも一歩ずつ成長できるよう努力を重ねたい」と喜びや今後の抱負を話してくれました。指導にあたってきた片野田郁子先生(ピアノ)は「身近にあるものから様々なインスピレーションを得て繊細な表現をする彼女の演奏が評価されたことが大変嬉しい。今後も探究心と音楽に対する強い気持ちを持ち続けて精進して欲しい。今回の貴重な経験が、彼女が生きていく力になることと思う」と激励の言葉を贈りました。

今年度の「ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 大学生部門<全国大会>」でファイナリスト、「全日本ピアノコンクール 一般プロ:U30の部<全国大会>」で技能賞を受賞するなど優秀な成績を収めた藤田さん。心からお祝いするとともに、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。