卒業生の佐藤志織さん、宮内美歩さん、森園歩さんが出演 「~楽団プロジェクトコンサート 第1楽章 大隅の作曲家展~」

鹿屋市自主文化事業「~楽団プロジェクトコンサート 第1楽章 大隅の作曲家展~」が6月25日に鹿屋市文化会館で開催され、卒業生の佐藤志織さん(ヴァイオリン)、宮内美歩さん(フルート)、森園歩さん(作曲・ピアノ)、非常勤講師の樋園亮先生(ピアノ)が出演しました。あいにくの天候にもかかわらず、230名ほどの聴衆が県内外から駆けつけ、盛大な拍手と温かい感想や励ましが贈られました。

この演奏会は「鹿屋市文化会館楽団プロジェクト」(Fl.宮内美歩、Vn.佐藤志織、Vla.坪山敦子、Vc.中村剛、Pf.樋園亮)が起案したもので、鹿屋市教育委員会の主催、「(株)まちづくりかのや」の企画・構成で実現しました。「第1楽章」は地域の演奏家が国内外で活動する地域ゆかりの作曲家による作品を取り上げ、演奏家・作曲家・スタッフが一丸となって取り組むステージになりました。森園さんは、大学4年次に作曲したピアノ独奏曲《煌》を自演し、繊細かつ個性豊かな表現で場内を魅了しました。

楽団代表の宮内さんは「現代音楽は初めて、という方が多かったと思うが、国内外で活躍する大隅出身の作曲家たちを紹介することができた。現代音楽を身近に感じ、その素晴らしさを堪能頂けたと思う」と話してくれました。「《5つの風景画》から」を佐藤さんと樋園先生のデュオで演奏してもらった久保禎教授(作曲・音楽理論)は「今回の成果と実績を心から祝福するともに、さらなる展開を楽しみにしている。このような貴重な機会を頂けて、心から光栄に思う」と感謝していました。おめでとうございます。益々のご活躍をお祈りします。