「2021年度 音楽学科吹奏楽演奏会」開催

 「2021年度 音楽学科吹奏楽演奏会」が7月1日(水)、かごしま県民交流センター県民ホールで開催されました。今年度の音楽学科主催演奏会の学外公演はこれが初めて。新型コロナウィルス感染状況を気にしながら当日を迎えましたが、念願叶い無事行うことができました。会場には事前に申し込みをした学生、卒業生、保護者、教職員、そして一般の方々が駆けつけてくださり、感染拡大防止対策を講じた上で終演することができました。

 前半は2021年度全日本吹奏楽コンクール課題曲や樽屋雅徳作曲「マゼランの未知なる大陸への挑戦」など吹奏楽のオリジナル作品が、後半ではG. ガーシュイン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」(ピアノ独奏は竹下智子非常勤講師)やG. ホルスト作曲『惑星』から「木星(ジュピター)」、R.ワーグナー作曲 楽劇『ローエングエリーン』より「エルザの大聖堂への行列」など管弦楽作品の吹奏楽版が上演されました。

 コンサートマスターを務めた原田輝さん(管弦打楽器演奏家課程・クラリネット2年/松陽高等学校出身)は「今回の公演を終えて、改めて吹奏楽の楽しさや難しさを実感した。新たな課題を見つけたので、日々精進したいと思う」と振り返りました。また、4年生の山内真紘さん(同演奏家課程・トランペット4年/福岡県・精華女子高等学校出身)は「昨年度に引き続き、無事に開催出来てほっとした。ソロも吹かせて頂いたが、どの曲も良い緊張感と合奏する楽しさをもって演奏できた」と話してくれました。指揮と指導にあたった及川寛繁教授(オーボエ・指揮)は「新型コロナの影響で、演奏会直前の一週間は合奏が出来ないなど困難な状況の中、学生達は頑張って演奏してくれた。入学してまだ3ヶ月の1年生も含め、真面目に音楽に向き合っていた姿を見ていたので、演奏会が開催されて本当に良かった」と学生たちをねぎらっていました。

 公演にあたっては、感染症対策にご理解、ご協力くださり、誠に有難うございました。