「音楽学科 作品演奏会」開催

作曲コースと演習(作曲ゼミ)の新作を初演

「作曲コース」と「演習(作曲ゼミ)」の学生たちが自ら作曲・編曲した作品を初演する「2019年度 国際文化学部音楽学科 作品演奏会」が1月31日、8号館ミニコンサートホールで開催されました。クラシックはもちろんのこと、近・現代、実験系、ジャズ、ヒーリング、J-POPなど多彩な音楽が並び、学生、卒業生、教職員、保護者などが熱心に耳を傾け、賞賛や激ましの言葉をかけていました。

ピアノと電子オルガンよる「ピアノ協奏曲」風の作品を発表した橋爪瑠菜さん(ピアノ課程3年)は「自作曲を初演する演奏会でとても緊張したが、多くの方に色々な想いが伝わっていたら嬉しい。一から作品を創ることは難しかったが、自分の音楽の幅を広げていけるとても充実した時間だった。この演習で生まれた音楽は大切な思い出」と振り返りました。森園歩さん(作曲コース2年)は金管五重奏作品とピアノ連弾作品の2曲を披露。「作曲コースも演習(作曲ゼミ)もそれぞれ素敵な曲ばかりで、聴いていて楽しく、勉強にもなった。主科レッスンでは自分が表現したい音楽を創作することができ、創造性と表現力を養いながら多種多様な作品を作曲することができる」と話しています。

指導に当たった久保禎教授は「この一年間で技術や表現はもちろんのこと、自身の求める美が確かなものになってきた。今後とも自分の理想を誠実に追い続けてほしい」とエールを送りました。

「作曲コース」

森園 歩(作曲2年)、佐藤 良志乃(同1年)

「演習(作曲ゼミ)」

天本 佳音・黒松 錬太郎・橋爪 瑠菜・前畑早希(以上、ピアノ3年)、中尾 瑞希(ホルン3年)、松元 万里香(クラリネット3年)