「音楽学科 作品試演会」開催

「2019年度 鹿児島国際大学 国際文化学部音楽学科 作品試演会」が8月2日、8号館ミニコンサートホールで開催されました。この演奏会は、作曲コース学生ならびに「演習(作曲ゼミ)」を履修している学生たちが自ら作曲・編曲した作品を発表するもので、受講学生8人の新作が試演されました。

作品のジャンルはクラシックから現代音楽、ジャズ、J-POP、ヒーリング・ミュージックまで多岐にわたり、独奏からアンサンブル、バンドまで多彩な編成が並びました。ジャズ・トリオを発表した黒松錬太郎さん(ピアノ課程3年)は「自ら編曲し、演奏する楽しさを知ることができ、主科だけでは学ぶことのできない貴重な知識も学ばせて頂いた。後期も引き続き作曲・編曲に関する理解をより深めていきたい」と話しました。

また、今回初めて出品した佐藤良志乃さん(作曲コース1年)は「自作品を人前で演奏するのは初めてで不安も大きかったが、『良い曲だったね』『感動したよ』と言ってくれた学生たちもいて本当に嬉しく、貴重な経験になった」と振り返りました。指導に当たった久保禎教授は「本番前1週間の向上には目を見張るものがあった。作曲技術はもちろん、演奏・表現面での精度が大きく進展し、本番で十分に発揮された。この貴重な経験を活かしながら、それぞれの主科に向き合ってほしい」と語りました。

「作曲」

森園 歩(作曲2年)、佐藤 良志乃(同1年)

「演習(作曲ゼミ)」

天本 佳音・黒松 錬太郎・橋爪 瑠菜・前畑 早希(以上、ピアノ3年)、中尾 瑞希(ホルン3年)、松元 万里香(クラリネット3年)