ジャズ・ピアニスト松本圭使先生による作曲特別講座を開催

ジャズ・ピアニスト松本圭使先生をお招きしての2018年度 国際文化学部 音楽学科 作曲特別講座「ジャズ・ハーモニーによるコード進行法と作曲法」(全2回)は、在学生はもちろん、学内外から駆けつけた多くの皆様方の好評を得て、無事終了しました。

第1回(11月27日<火>)は理論編で、入念に準備された資料をもとに、素晴らしい実演を交えながら、臨機応変、軽妙洒脱、ユーモア満載の実に有意義な講座が展開されました。第2回(12月12日<火>)はML(ミュージック・ラボラトリー)講義室を活用しての実践編で、それぞれがクラビノーバ(電子ピアノ)で実際の音やハーモニーを確かめながら、さらにジャズの魅力を探っていきました。松本先生の確かな理論に裏打ちされた上質の技巧、誠実で快活な人柄と相まって、極めて貴重な時間を過ごすことができました。ソロ・ライブでは、クリスマス・ソングを含むゴージャスな作品の数々が披露され、ジャズ・ピアノ・ソロの調べに酔いしれました。

音楽学科作曲コース4年の大野ゆりあさんは、「普段のレッスンでは学ぶことのできない深い内容を、丁寧、詳細に教えて頂き感動した。今後の創作活動に活かしていきたい」、同じく1年の森園歩さんは「このような素晴らしい機会を得られたことに、心から感謝したい」と感激を隠し切れない様子でした。学外から参加された方々からも多くのお礼の言葉を頂きました。