満永さくらさん、中薗舞さんが鹿児島県文化振興財団理事長賞を受賞

「第39回鹿児島新人演奏会」が3月26日(日)、宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、満永さくらさん(鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科声楽コース卒業、同大学院国際文化研究科博士前期課程修了)と中薗舞さん(同器楽コース管弦打楽器演奏家課程卒業)が鹿児島県文化振興財団理事長賞を受賞しました。この演奏会は今春、大学、短期大学、大学院等を卒業・修了した者の中から選ばれた若い音楽家たちによるもので、県内外から12名が出演しました。メゾソプラノの満永さんは6年間、フルートの中薗さんは4年間、本学で真摯に取り組んできた研鑽の成果を存分に発揮し、確かな技巧と豊かな表現力が高い評価を得ました。

満永さんは「鹿児島新人演奏会に出演できた事、宝山ホールという歴史ある場所で歌えた事をとても感謝している。中村智子教授をはじめとし、沢山の先生方に支えて頂けたからこそのこと。この気持ちを胸に、これからも歌を学び挑んでいく」と今後の抱負を話してくれました。また、中薗さんは「大学生活最後の節目に、このような名誉ある演奏会に出演させてくださり、賞も頂くことができて大変嬉しく思う。4年間、沢山お世話になった先生方や両親、友人などに感謝の気持ちを忘れず、今後も色々なことに励んでいきたい」と感謝の想いを伝えてくれました。

満永さんの修士論文指導教官だった久保禎教授(作曲・音楽理論)は「この栄誉ある賞を二人の出演者が受賞するのは珍しいことで、本学にとってとても誇らしいこと。これまで通り音楽と誠実に向き合い、ますます羽ばたいてほしい」と励ましの言葉を贈りました。

この演奏会には本学から5名が選出・推薦され、出演を果たしました。誠におめでとうございます。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

【本学出演者】

東さくら、四本美海(以上、ピアノ)、満永さくら(声楽)、中薗舞(フルート)、松元龍平(テューバ)