県文化振興財団「若葉Festival」に椎原貫介さんと久木山佳南美さんが出演

「未来の舞台を担う若者がここから羽ばたく」と冠された「若葉Festival」が6月26日(日)に宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、椎原貫介さん(管弦打楽器演奏家課程4年/ファゴット)と卒業生の久木山佳南美さん(ピアノ)が出演しました。この演奏会は、(公財)鹿児島県文化振興財団アーティストバンク登録アーティストとして新たに選抜された演奏家を紹介する企画公演で、オーディションに見事合格したお二人が「♪若葉の部♪」に出演しました。また、既に登録アーティストになっている中薗舞さん(4年/フルート)と柳田竜志さん(4年/ファゴット)が「♪青葉の部♪」で紹介されたほか、西田詩音(ピアノ)、田代衣音(クラリネット)、堀ノ内菜摘(ピアノ)、春田友里恵・平田博子(ピアノ・デュオ)の卒業生の皆さんも出演し、日頃の研鑽の成果を披露しました。

椎原さんは「小さな頃から金管バンドや吹奏楽部でよく演奏してきた宝山ホールで初めてソロ出演させて頂き、とても感慨深いものがあった。今後は、さらにファゴットの魅力を身近に親しんでもらえるような演奏家を目指していきたい」と抱負を語ってくれました。また、久木山さんは「久しぶりの大きなステージでの演奏は、かけがえのない経験となり、とても幸せな時間を過ごすことができた。今後も自分にしかできない音楽を追求し、精進していきたい」と話しています。この演奏会には音楽学科非常勤講師の石堂優二郎先生(テューバ)と竹下智子先生(ピアノ)も登壇し、フレッシュな演奏会に熟練の表現を与えていました。