音楽学科「2021年度 ピアノの祭典」開催

 音楽学科「2021年度 ピアノの祭典」が7月13日、「かごしま県民交流センター県民ホール」で開催されました。昨年度は新型コロナウィルス感染拡大によって7月から翌2月に延期。演奏会場も学外ホールから本学ミニコンサートホールでの無観客公演に変更となりましたが、今年度は予定通り開催することができました。第一部はピアノ専攻生全員と作曲コースの3,4年生が独奏作品を披露。第二部は2~4年生による2台ピアノ作品が上演されました。

 園田七海さん(ピアノ演奏家課程4年/松陽高等学校出身)は「今年度もコロナ禍での開催となり、正直不安な点もあったが、学外ホールで貴重な機会をいただき、嬉しかった。残り少ない大学生活となったが、ひとつひとつの演奏会を大切にして自分を高めたい」と話してくれました。また、<嘆きと慰め>を自作自演した佐藤良志乃さん(作曲コース3年/明桜館高等学校出身)は「非常に学ぶことの多い演奏会となった。無事に開催できたこと、そして出演できたことへの感謝を忘れずに、今後の演奏会に臨んでいきたい」と振り返りました。藤田愛生さん(ピアノ課程1年/宮崎県・日向学院高等学校出身)は「入学後初めての舞台であったためとても緊張したが、良い経験をさせていただいた。今後の課題も見つかったので、後期に向けてさらに頑張っていきたい」と抱負を話してくれました。

 久保禎教授(作曲)は「正規開催が危ぶまれる中、目標をしっかり維持しながら練習に励んできた経験は今後に活きてくるはず。今回の成果と反省点を踏まえながら、さらに研鑽してほしい」と激励しました。

池田 桃花さん(ピアノ演奏家課程4年)

園田 七海さん(ピアノ演奏家課程4年)

田中 亜実さん(ピアノ課程4年)

森園 歩さん(作曲コース4年)
3年生による重奏