「未来の舞台を担う若者がここから羽ばたく」と冠された「若葉Festival」が6月5日(土)に宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、本学から中薗舞さん(器楽コース管弦打楽器演奏家課程/フルート3年)、春田智輝さん(同/サクソフォン3年)、柳田竜志さん(同/ファゴット3年)が出演しました。この演奏会は、(公財)鹿児島県文化振興財団アーティストバンク登録アーティストとして新たに選抜された演奏家を紹介する企画公演で、昨年度のオーディションに見事合格した3人が出演の栄誉を獲得しました。また、卒業生の池田悠乃さん(ピアノ)、冨森政彦さん(テノール)も紹介され、卒業後も真摯に取り組んでいる姿を披露してくれました。
柳田さんは「舞台というものは、自分の未熟さを改めて痛感させてくれるとても良い場所だと思った。これからも奢ることなく音楽を追求していきたい」とこれまでの成果と課題を振り返りました。また、春田さんは「コロナ禍において、演奏活動ができたことにとても喜びを感じた。今回の演奏を自分でしっかりと分析して、今後の演奏研究に役立てていきたい」と抱負を語ってくれました。この演奏会には大迫貴先生、竹下智子先生、卒業生の井ノ上綾香さんもピアニストとして登壇し、学生たちの奏でるフレッシュな音楽をさらに引き立てていました。