「第37回鹿児島新人演奏会」が3月28日(土)、宝山ホール(鹿児島県文化センター)で開催され、岡友一さん(岡山県立倉敷青陵高等学校/鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科出身)が最高賞の鹿児島県知事賞を受賞しました。この演奏会は今春、大学、短期大学、大学院等を卒業・修了した者の中から選ばれた若い音楽家たちによるもので、これまでの研鑽の成果を披露するものです。本学大学院国際文化研究科博士前期課程を修了した岡さんはカウンターテナーで登壇し、たぐいまれな技巧と豊かな表現力が高い評価を得ました。
岡さんは「大学・大学院での学びの成果が評価されて、大変うれしく思う。今後も表現力などさらに磨きをかけるとともに、目標の一つであるヨーロッパへの留学に向けて語学などにも取り組んでいきたい」と抱負を語ってくれました。指導に当たったウーヴェ・ハイルマン教授(声楽)は「岡山から本学に入学して6年間、本当に真剣に取り組み、成長してくれた。鹿児島国際大学から世界に向けて、さらに大きく羽ばたいていくことを確信している」とエールを送りました。
この演奏会には本学から岡さんを含む4名が選出され、出演を果たしました。また、昨年度中止となった「第36回」の出演予定者の中から4名が「ガラコンサート」に出演し、これまでの誠実な取り組みを表現してくれました。誠におめでとうございます。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
【本学出演者】
<新人演奏会>
新門さくら・中村朱里(以上、ピアノ)、岡友一(声楽)、瀬角能隆(コントラバス/ピアノ:黒松錬太郎)
<ガラコンサート>池田悠乃・津曲佳南美(以上、ピアノ)、田中詩乃(フルート)、川添初美(テューバ)