国際文化学部音楽学科第10回学生定期演奏会を開催

12月5日(木)、かごしま県民交流センター県民ホールにて、鹿児島国際大学音楽学科学生による第10回定期演奏会が行われ、ピアノ、管弦打楽器、声楽、作曲の各コースから選ばれた学部生39名が演奏を披露しました。

この演奏会では、学生が主体となり企画・運営を行う事により、演奏技術だけではなくマネージメント力を身に付ける事も目的としています。そのため、運営委員の学生たちは7月から準備を開始し、演奏会前には出演者と一丸となり、宣伝活動もしてきました。その甲斐もあり、当日は186名の聴衆が会場に足を運んでくださいました。

今回は、ピアノ独奏、クラリネット独奏、ヴァイオリン独奏、フルート独奏、テューバ独奏、サクソフォン四重奏、金管五重奏(作曲コース学生の作品)、女性合唱というバラエティーに富んだプログラムとなり、聴衆の皆さんは学生の力のこもった演奏に熱心に耳を傾けていました。

参加した学生からは、「ホールの響きを捉えながら演奏することができた。これからも、支えてくださる全ての皆様に感謝の気持ちを忘れず頑張りたい」「今回の楽曲は、鹿児島であまり弾かれるものではないからこそ、曲の存在感を表現することに努めた。この経験を他の楽曲でも生かせるようになりたい」「今までは演奏者として演奏会に出ることが多かったが、初めて最初から最後まで運営を行った。大変なこともあったが、無事に終演できて良かった」との感想も聞かれた今回の演奏会。終了後には「かねてからよく音楽美を追求されている姿がしのばれます」「学生の日頃の精進を堪能いたしました」などの暖かいご意見を沢山頂戴することもでき、盛況のうちに終了しました。