多彩な作曲・編曲作品を披露
「平成30年度 音楽学科 作品演奏会」が2月1日(金)、8号館ミニコンサートホールで開催されました。この演奏会は、作曲コース学生ならびに音楽学科専門教育科目「演習(作曲ゼミ)」と「キーボード・ハーモニー」の受講生有志が自ら作曲・編曲した作品を上演するもので、全13作品が披露されました。
作曲コース4年の大野ゆりあさんは「4年間、お世話になった方々へ感謝の想いを込めて作曲・演奏した。いつまでもこの演奏会が受け継がれると嬉しい」、また、カウンターテノール作品とマリンバ作品の2曲を発表した岡友一さん(声楽コース・4年)は「自分で作曲した作品を演奏することは初めてだったので、いつもの演奏会とは違った緊張感があったが、最後まで演奏することができて嬉しかった」と話していました。会場には、学生や教職員のほか、学外からも多くの方々が駆けつけ、感謝や激励の言葉を作曲者に与えていました。台湾国立高雄應用科技大学から音楽学科への交換留学生・張 雅雲(チャン・ヤーユン)さんは「すっと心の中に入る曲ばかりで、新しい音楽の世界を堪能でき、とても感動した」とのこと。指導に当たった久保禎教授は「真摯に取り組んだ成果が随所にあふれる個性的な作品が並んだ。今回学んだことを、それぞれの専門分野やこれからの生き方に活かしてほしい」とエールを送りました。