音楽学科ピアノ演奏家課程2年の新門さくらさんが、東京で行われた第9回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan 全国大会大学A部門で、最高賞の金賞・グランプリで優勝しました。
演奏したのはS.プロコフィエフ作曲のピアノソナタ第1番。審査員からは「大胆で体に響く、個性あふれる演奏だった」と高評価をもらいました。
高校までの実績を評価され、本学にHONORS特待生として入学した新門さんは、「まさかこのハイレベルなコンクールでグランプリを受賞できると思っていなかったので驚いたが、うれしい。大学ではレッスンが多く、思っていた以上に忙しい毎日。様々な作曲家の曲を演奏することで固定観念が崩れ視野が広くなったり、副科のフルートで音色の研究をしたりするなど、音楽について広く深く学んでいることで、演奏表現が豊かになったと実感している」と演奏を振り返りました。
指導する本学の岡村重信教授(ピアノ)は、「快挙といえる。日本人離れした大胆な演奏が新門さんの魅力。今後の活躍が楽しみ」と話しました。
新門さんは、来年3月に東京で行われるガラコンサートに出演する予定です。