九州音コンで八木さんが審査員特別賞、大野さんが金賞

熊本市で開催された「第20回記念 九州音楽コンクール」で、八木海里さん(器楽コース・管弦打楽器演奏家課程 新4年/トランペット)が管・打楽部門(大学生)で審査員特別賞、大野ゆりあさん(作曲コース 新4年)が電子オルガン部門(大学生)で金賞、また、卒業生の黒木由香さん(フルート)も管・打楽部門(一般)審査員特別賞を受賞しました。

八木さんは、井手口希歩さん(器楽コース ピアノ演奏家課程 新4年)の伴奏で、E.エネスコ作曲『レジェンド』を演奏。おごそかで緊張感のある曲調のため、「毎日何時間も練習してきた。行き詰ることもあったが、井手口さんに励ましてもらい、受賞することができ感謝している」と喜びを語りました。これまで、南日本音楽コンクールや宮日音楽コンクールでも受賞歴があり、「いい音、いい音楽にこだわり充実した学びができている。卒業後も音楽と専門的に関わっていけるよう、残りの大学生活を大切にしたい」と話しました。

大野さんは、自ら作曲したオリジナル作品『Analyzer』を演奏。機械の中や信号の波形を創造してつくった曲で、「電子オルガンでしかできない世界観を表現した。繊細な部分の演奏などもっと磨きをかける必要があるが、受賞できてうれしい。ゲーム音楽のクリエーターを目指しているので、就職活動も頑張っていきたい」と喜びを語りました。

八木さんは、5月26日に熊本県立劇場コンサートホールで行われる「受賞者コンサート」に出演する予定です。