音楽学科の特別講座「ポピュラー音楽のコードプログレッションを意識した作曲法とエレクトーン演奏法」が3月7日、学内ミニコンサートホールで開かれ、約50人の学生やエレクトーン指導者らが集まりました。講師は、キーボードアーティスト・作曲家・編曲家で名古屋音楽大学大学院特任教授の松田昌氏。同氏は、指導者、著述家としても国内外で多面的な音楽活動を展開しています。
第1部は、大野ゆりあさん(作曲コース2年・松陽高校出身)をレッスン生にした作曲法とエレクトーン演奏法の公開レッスン。トゥー・ファイブとドミナント・モーションやコードプログレッション表の説明後、松田先生からの課題に対して事前に大野さんが作曲した作品を演奏。レッスン前後の作品の違いや改善点を解説しました。
第2部は、エレクトーン&ピアニカによるトークライブ。松田先生はピアニカを演奏し、2人の学生(エレクトーンの大野さん、ピアノの井手口希歩さん・器楽コースピアノ演奏家課程2年・鹿屋女子高校出身)とそれぞれ演奏をしたり、松田先生が十数年前に作曲し作品を大野さんがエレクトーンで力強く演奏したりしました。
最後に、松田先生がエレクトーンで2曲演奏し、会場に訪れた人たちを魅了しました。講座終了後は、出版物やCDの販売やサイン会なども行われました。