第19回 教員定期演奏会を開催

5月10日、かごしま県民交流センター(県民ホール)にて「鹿児島国際大学 第19回 教員定期演奏会」が開催され、約300名の来場者が教員たちの日頃の研鑽の成果を鑑賞しました。

ピアノ独奏では中島一光教授がモーツァルト作曲《ピアノソナタ第12番》を、ホルン独奏では山下美喜子講師がグリエール作曲《ホルン協奏曲》(ピアノ:竹下智子講師)を演奏し、作曲家固有の表現と楽器の持つ特性を豊かな表現で引き出しました。休憩後の箏独奏・作曲では梶ヶ野亜生講師が久保禎教授作曲<紫の上>(17絃独奏)など3作品を演奏し、伝統邦楽における現代の様相を紹介しました。中村かし子講師によるソプラノ独唱(ピアノ:田中裕太伴奏員)ではシューマン作曲<はすの花>など6作品が取り上げられ、繊細な情景や心情の機微などを深い表情力で歌い上げました。

4つの演目で構成された今年度の教員定期演奏会。来場者からは、「プロの先生方の表現力に感動した」「それぞれの楽器や歌唱の魅力が伝わってきた」「音楽の素晴らしさを改めて感じた」などのコメントが寄せられました。