本学大学院で声楽を専攻し、ドイツで留学の準備を進めていた山下華歩さん（2018年3月修了）が、音楽の名門大学であるドイツ州立ロストック音楽演劇大学の大学院オペラ科に合格しました。同大に今年4月に入学し、フィオンヌアラマッカーシー氏に師事することになります。
同大学は、本学大学院修了生の中村佳奈子氏（2016年3月修了）が留学した学校で、中村氏はその後、日本人が採用されることがほとんどない狭き門を突破し、ドイツのオスナブリュック市立歌劇場と合唱団員として専属契約しています。
山下さんは「鹿児島国際大学ではオペラや宗教曲などをたくさん練習し、公演の本番も経験することで技術や精神力などを鍛えられた。留学先が決まりほっとしている。中村さんからもアドバイスをもらえたことが心強かったし、これから留学しようとドイツで準備を進めている後輩もいるので、負けられない。どこまでできるのか、自分の可能性を試してきたい」と意気込んでいます。
